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Agua Dulce再訪問 |
この夏に、訪問したAgua Dulce（アグアダルセのように発音）にソロで再訪問。 南カリフォルニアにしては緑豊かな飛行場にあるレストランで優雅にランチといきたいのだが・・・
| ■2008年11月20日(木) Agua Dulce再訪問 フライト2日目。今日は、Agua Dulce (L70)を最訪問する。”Enjoy Sky #06” と名づけて、11月にRedlands訪問。 その2日目のフライトツアーとして、多少土地勘（空域勘というべきか？）のあるAgua Dulceを選んだ。 ここは、この8月に、パイロット仲間のSさんと訪問したところ。そのときは、飛行場脇のレストランは、残念ながらClosed。 どうも夏季で、暑い土地柄、時期はずれだったのでは？と二人で推測した。だから、ソロとはいえ2回目だから空域勘が多少あるわけだ。 朝、Cessna152/N67361のPreflightをCockpit内から始めたが、ん?、Master SwitchがONのままだ。 妙な事態と思いつつ、灯火SWをオンにしても室内灯がつかない。フラップレバーを下げたが、いつものモーター音はなく静寂のまま、フラップは降りないまま・・・。 おやおや、バッテリー上がり？、前回使用のPilotのPost Flight チェックリスト不徹底ということのようだ。 メカニックのKevinとCessnaを整備場に押して戻し、バッテリーの充電となった。あーあ、これで2時間はロスタイムだ。 Kevin と雑談しながらバッテリー充電。待ちながらランチを終える。 |
 Redlands 20日10時 <画像クリック→拡大> |
| ■出発 今日行くAgua Dulce でのランチは、こういうわけで中止だが、お茶くらい飲みたいものと、最近、MYAirの事務担当になったMichell(スペル? ミッシェル/女性)さんに、その空港に電話してレストランが開いているか確認してもらった。しかし、電話には誰も出ず、不在。 その後も、離陸直前にも確認してもらったが空港マネージャーも不在ということで、なにやら不安ではあるが、出発することにした。 ■離陸、13：05 Los Angeles北方、Mojave砂漠への玄関口、Cajon Passを通過。ここを過ぎてやっと、End of Climb, 西向きVFRなので高度を8500ftにとる。 いつもはHさんから借りているのだが、今回は自前GPS・GARMIN 96Cを初めて装着。前夜、遅くまで途中通過点を入力操作。 まだ慣れていないので時間がかかった。２回目の目的地だし、GPSもあるし、航路に迷いはない。 |
 RedlandsからAgua Dulceへのコース<画像クリック→拡大> |
| 経由地のLittle Rockという小さな町を通過、離陸後３９分。Agua Dulce (L70)、Runway22は、長さは4600ftあるが幅は50ftで狭い。
Right BaseからFinal へのターンポイント直下（右写真<GoogleEarthより加工>のAポイント）が小高い丘で、頂上には住宅もあり、ターンに神経を使う。 結局、Go Around したが、ダウンウインドに入る点（右写真Bポイント）のも丘が迫り、少々処理しにくいtraffic
patternだ。 Go around後着陸。エンジン停止、機体を固定完了、14:00。５５分のフライトだった。 ■レストラン改めパイロットハウス 前回はClosedだったRestaurantは、今回はあいているが入ってみると無人。しかしコーヒーがあるので、セルフサーブ（無料らしい）で一杯頂いた。 休んでいると、やがて男性が入ってきた。Al Hoffmanさんという。自分が日本のパイロットで、アメリカにとびに来ているとか自己紹介。 このRestaurantは閉鎖、今はPilot Loungeになったそうだ。 |
 Traffic Pattern <画像クリック→拡大> |
 ハウス内から <画像クリック→拡大> |
 ハウス内・・無人 <画像クリック→拡大> |
彼の娘が日本語の先生で、Alさん自身も夏に日本訪問したことがあり、京都とかいったとのこと。そんな日本に興味のある人に、
このローカルな空港で会えるなんて、とちょっと驚き。彼はこのラウンジのマネージャーらしく、親切にもAgua
Dulceのプリントが入ったTシャツと、帽子を記念にあげるとのことでラッキー！ こんな出会いもあるからフライトは楽しい。
写真を撮らせてもらい、そこを辞した。
 Al Hoffmanさん<画像クリック→拡大> |
 Agua Dulceプリントのシャツと帽子をもらいました <画像クリック→拡大> |
Agua Dulce 滞在時間 37分。
14：37 離陸。帰路は7500ftでRedlandsに15：32に戻る。フライト55分。往路とまったく同じ所要時間。
| ■Agua Dulceとは ちなみにAgua Dulceとはスペイン語で、「新鮮な水」という意味だそうだ。人口4000人の町でLos Angeles 郡に属している。 ここにはVasquez Rocks California State Parkという公園があり、ハリウッド映画Star Trek episode “Arena”などの撮影に使われてきたことで有名。 Vasquezはこの地域に隠れ住み暴れていた山賊の名前に由来するとのこと。 また、ワイン生産はLos Angeles郡で一番であり、空港もその周辺にプールや緑地を配して、Agua Dulce Airparkと称している。 毎月最終日曜日の11時から14時半までFly Inを行っている。http://www.l70airport.com/fly_in_schedule/fly_schedule.htm ワイナリーも公園も空港から直距離で1~2kmくらいでいけそうだが、道路状況からはやはりクルマが必要だ。レンタカーが可能か調べてみても良く判らないのが残念だ。 |
 帰路、毎回この辺は空が美しい <画像クリック→拡大> |
■フライトを終えて・・
Agua Dulce Airpark(L70)に2度目の訪問。Al Hoffmanさんとの出会いもあり、短がかったが印象的なツアーになった。
<右写真・・・Agua Dulceの滑走路風景。自機以外にビジターなしで、地元機はすべてハンガーの中。芝生も綺麗で心地よいところ。次回はぜひVasquez
Parkを訪れたり、ワインを買い込んだりしたいものだ。 クリック→拡大>