Mojave訪問 |
使われていない旅客機が多数保管されていて「飛行機の墓場」という異名で有名な、Mojave(モハビ)空港を訪問、 空港内ツアーに参加して見てきました。
■2008年8月19日(火) Mojave訪問 5時半起床、モテルで簡単な朝食。 今日は目的地はモハビ砂漠方面、旅客機の多数保管で有名な空港を訪問する。帰路は、緑多くこぎれいというAgua Dulceで昼食を計画。 これらはパイロット仲間のMDさんのツアー情報により選択したもの。 ■出発 7時半、プリフライト。私がPIC, STさんSIC. 機体はCessna-172M, N12915、フラップがスイッチ式の機体。150HP。 いつもの152(100HP)に比べ、172だけあり上昇能力は高い。Cajon Passの前で6500ft 到達。今回が2回目のCajon Pass越えのフライト。 (初回はApple Valleyまで) 山地北側は砂漠荒野地域、上空は風が強いし、バンピー。 GPSに従い順調に、9時06分、Palmdale上空を通過。さらに北上、Mojaveを目指す。東に、Edwards Air Force Base, エドワーズ空軍基地が、 干上がった湖跡の広大な地域に眺望できる。スペースシャトルが帰還する基地だ。エドワーズはRESTRCTED R-2515(飛行制限空域の一種) 内にあり、近づけない。 MojaveにはATISはないので近くのGeneral FoxのATISから気象情報を取得。この辺からMOA(Military Operation Area:軍事訓練空域)にはいる。この空域は進入は出来るが、軍事訓練空域であるので、編隊飛行とかが現れる可能性もある。周囲に注意をはらいつつ飛行を継続。 |
Cajon Pass北西側の山岳と砂漠地帯<画像クリック→拡大> |
Mojave着、遠方に機影 <画像クリック→拡大> |
Tour、最初の旅客機群 <画像クリック→拡大> |
旅客機群が続く <画像クリック→拡大> |
この辺はジャンボも・・ <画像クリック→拡大> |
社名は消してあるがANAの747 <画像クリック→拡大> |
JAL CARGOが読みとれる <画像クリック→拡大> |
解体、部品取りも <画像クリック→拡大> |
エンジンおろし <画像クリック→拡大> |
帰路、旅客機群 <画像クリック→拡大> |
帰路、旅客機群 <画像クリック→拡大> |
Mojave空港 <画像クリック→拡大> |
VAN TOUR の動画<クリック> 高速通信環境なら・・<クリック> |
■離陸
Mojave滞在を終えて、11時半に離陸。今度はPICはSTさん、SIC私。
12時10分、次の目標値Agua Dulceに接近。Agua DulceのRight BaseからFinalへのターン地点下には、丘がせりあがり、頂上の民家が、Cessnaの直下に見える。
Finalを決めるのが難しくGo Around 1回後、着陸。こじんまりした緑も多いいいところだ。しかし、残念ながらRestaurantは開いてない!。
写真をとったりしながら休憩後、帰路、Redlandsに向かう。PICはSTさん継続。
12時47分、離陸。7500ftまであがり、Cajon Pass通過、降下開始2500までくるとちょうどSan Bernardino空港の北。そのままRedlandsに帰着、
タッチダウン13時34分。
Agua Dulce空港Right Base <画像クリック→拡大> |
クリーンな芝生とN12915 <画像クリック→拡大> |
■フライトを終えて・・
・颯爽としたエアラインの大型旅客機が、売却先をもとめて、会社名を消して駐機しているのを見るのは、複雑な気分だ。
Mojave空港は、しかし、いまは他の面がある。例えば民間宇宙旅行を商業化しようとしているヴァージン社のWhite KnightとSpaceship 1 機はMojave空港を拠点にしている。空港名もMojave Airport & Spaceport と称していろいろな活動を展開している。→Websiteはこちら
イベントと時期が合えば再び訪問したいものだ。
・GoogleMapで今日(2009Dec11)時点の保存機数は小型も含め185機。2倍以上に増加。不況の影響か?
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・Agua Dulce空港は、その後ソロで訪問した。別ページに記載あり。
<この記事はツアーの1年以上あとでまとめました>