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 初回の訓練日記から


<2004年8月第1回訪問時>

8月9日に実技訓練に入って、長い訓練の日々が始まりました。とはいえ、会社勤めの身、会社の連休期間に少し有給休暇を付けて、この初回訪問は8月7日着、 21日成田帰国で現地滞在は14日間。 日々記録していたパイロット挑戦日記を紹介します。

<パイロット挑戦日記>
8/10 Tue 飛行訓練2日目
10:00 Flight#02(第2回目)  preflight.checkに長期滞在してライセンス挑戦中のTGさんがつきあってくれた。taxi, 上空でのturnが上手くいった。
今日の新訓練項目: decsend(降下)
まずCarb Heat on(吸入空気加熱ノブを引く), スロットルノブを引いてエンジン回転数(Ne)1500rpmにダウン。control yokeを引き上げて降下率(Vertical Speed Indicator: VSI) が-500f/minに成るよう調整。

8/12 Thu
2 flights, 2回目は無線が途中故障して短縮。flightは1回が1時間から1.5時間くらい。
夕刻、定例の食料品、買い物日。手がかからず適量で、貧弱にならないものを探して$60弱。食材費は1日当たりにするととても安価。Pilot House 滞在費も安いので助かる。今晩のメニューはfried chicken、インスタントご飯、サラダ、ビール。

8/13 Fri
離陸のBP(*1), noseを水平線を目標に引き上げる。コツ1。
その姿勢保持。速度の上昇を待つ。
Rudderを使って方向修正すれば方向がよたよたせず上昇出来る!!!。 今までRudderはtaxing以外使っていなかった!!!。離陸が大分安定した。

8/14 Sat
Flight, G/S(*2)*は午前のみ。昼食後Pilot Houseに戻り、3時まで復習。その後Pilot Houseの自転車を借りてRedlands Universityまでcycling。 帰路は緩い登りでぜいぜい言いながら帰宅。シャワーを浴びて、自室の床にゴロリと横になってリラックス、久しぶりの緊張生活、体を十分に動かすと気分が爽快。 Redlandsの空気は乾燥していて、これも日本の真夏からは想像できない快適さ。

8/15 Sun
Flight2回。
AMは最後のtraffic pattern(*3)は正確、 final turnがドンピシャリ。
PMはいつもの訓練をやめて、南31n.m.のFrench Valley Airportへ、初めてのクロスカントリー飛行。巡航になって左右の景色を、初めて楽しめるフライトとなった。 きれいな空港にほぼ自力着陸。そこの売店でVFR TRAININGのCD-ROM購入。Redlands への着陸はfinal turnのきっかけが早すぎ。最後の駐機はbraking turn & stop初めてバッチリ。

8/16 Mon
2回目のFlightは6時から8時までの初めての夕刻の時間帯。前半は落ちていく太陽に向かい離陸上昇。終わる頃は薄暮、Rwy(*4)* light. 塔上のBeaconも点灯、 美しい光景。

8/19 Thu
今日が最終日。午後のFlightはground reference maneuver。矩形、円形、S字飛行を風への対応をしつつ地表目標を参照して正確に飛ぶ。訓練空域での訓練を終えて、 Redlandsに戻りtraffic pattern、離着陸練習。今回訪問訓練の最終landingはflareのBack Pressure(*1)を滑走路の高めから僅かにかけ次のBP増加に構えたが それでもlevelより少し浮いてしまった。しかし初めて自力BPとflareの機体反応が対応した実感あり。これまでは、待って待ってここぞと思われるタイミングでBPをかけていたがBPの度合いも急で過大で浮くか、間に合わずインストラクターMotoさんのアシストのBPが入り、自分で制御している覚え無しのいずれかだった。3日前に出来ていれば自力landingがそこそこマスター出来て第1目標のソロフライトも視野内だったかも。
今回のフライト時間、26.9時間でした。
M.I.Air 磯田さんと今回trainingの諸費用の精算。
夜、焼き鳥スタイルBBQパーティこのページのトップの写真 Pilot House滞在中の西さん、M.I.Airの磯田さんが準備、TGさん、日本人CFI(*5)で今回のFlight, G/Sの全てを担当してくれたMotoさん、 M.I.Air オーナー兼FAA認定試験官のMr.光富さん、奥様のMajio(マリオ)さんやご家族、関係者が参加。MajioさんはFinland人、日本滞在6年で日本語も確か。

筆者の略記集とコメント
(*1)Back Pressure, BP(back pressure の略) コントロールヨークを手前側にひくこと。機体姿勢の引き起こし。
(*2)G/S フライト訓練に対して、教室で行う講義。Ground School
(*3)traffic pattern 飛行場周回経路の飛行訓練のこと。離陸、上昇旋回、アプローチ、ファイナルアプローチ、着陸、周囲の航空機との無線通信など、 飛行機操縦に必要な基本が、ひととおりそろっており、まず、訓練生がマスターすべき項目となっています。
(*4)Rwy Runway の略記。滑走路
(*5)CFI Certified Fligh Instructor の略。米国運輸省航空局の認定飛行教官。
(*6) BP back pressure の略。コントロールヨークを手前側にひくこと。
(*7) lebel off 最終アプローチ段階から、滑走路上の水平飛行に移行すること。操作。