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 第3回の訓練日記から

この回は、2005年の5月連休に続いての訪問で、8月7日(日)日本発、8月20日(土)日本帰国ですが、そのうち10日(水)までを抜粋しました。

8月7日(日)
大韓航空、エコノミー席は14:45搭乗開始。35Hの隣はラッキーなことに空きらしい。見渡すとあちらこちら空きが、1/3位ある。昨夏同日8月7日の同便は満席だった。土曜日だったけれど。
飛行時間9時間半ほど。
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着陸、入国管理などを経て、到着ロビーに出たのが09:50、磯田さん、今回も出口に見えず。25分経ったので、昨年買った電話カードで初めて公衆電話をトライ。上手くつながったが、あと45分、11時ごろ着くとのこと! 「えー、そんなに待つの」と、思わず言ってしまった。(あとでMIAir のPCにてmail check, 磯田さんが11時着、とのことが入っていたが、出発前には読めない時間に着信。)
磯田さん、11時に到着、聞けば11時30分着のもうひとりを待つとのことで、やれやれと思って待つ。と、なんと現れたのは旧プロジェクトメンバーだったS君!!。 これでひとり訓練生仲間が、それも同じ会社の友人が加わり、楽しくなってきた。Redlandsに戻り、Stater'sで買い物、後、Pilot House に入ると、IDさんは明日月曜朝8時からcheck ride(*1)、いよいよ。西さんもそこに!。見知った人ばかりですぐ馴染む。部屋はIDさんと同じCessna Room, 2F左道路面側。5月にいたKNさんは9日滞在、昨6日帰国。3日目頃Solo完了。さすが。

8月8日(月)
8時からフライト、Rick Millerがinstructor。2ヶ月前からMIAir。やや小柄、丁寧なpreflighl briefing(*2).好感がもてる。SBD(*3)にいって数回の着陸。緊急着陸訓練。
5月訪問訓練から3ヶ月の間が空いての、再開 1 回目のフライトとしては、5月の 1 回目よりはるかに良し。SBD周りのannounce(無線発信)は滑らかになった。
G/S(*4)にてcomputer prep test(*5), 60問、92点。

・IDさん、朝8時からのcheck ride 成功!Congratulation! 。所要フライト時間は110hr+とか。長期滞在してこの時間、ということは休み毎訪問方式では大変・・・。如何に日本での勉強が充実させられるかが勝負。check ride での口頭試問、フライトでの管制塔や空域管制官との英語での無線交信とか・・

・3時からKevin。SBDにいってtraffic pattern練習。downwindが平行にならずrunway (滑走路)に近づき気味、各ターンの角度が90度にならず、過大。final でrunway 24の滑走路表示番号24にもっていくことと、airspeed (対気速度) 65 knots 維持を交互チェックすること。呪文 "Number, Speed, Number, Speed,・・・" 24をこえたら視線をrunway end の水平線基準に移し、noseupしてlevel flight(水平飛行), 維持、水平線にnose を接する。
状態キープ、高度が落ちてきたら素早くBP (*6)。touch down して後斜行したらrudderで制御。

8月9日(火)
12時からフライト、Kevin。SBD。traffic pattern, end of the runway に視線を移してlevel flight, nose up, 水平線合わせのフレア練習。帰還後、G/S。

8月10日(水)
11時からフライト、Kevin。前夜いろいろノート作りなどしたかいもなく、着陸は進歩なし。終了後がっくり。2時から2回目のフライト。Kevin の見本の着陸を、水平線とnose の関係を中心にデジカメで動画に取った。
着陸は少し改良。最後にRedlands に戻ったときは、Level off(*7)が適切な高度、フレアもsink(機体の沈下) を感じつつ、さらにrudder で方向修正も成功、ややドスン気味だが自前で上手く制御された着陸が出来た。
フライト後、Kevin に習ったSan Bernardino への移動の途中のradio communication の言い回しや、ルートをノートにまとめた。
Pilot House に戻ってKevin の着陸動画をS君のVAIO のフル画面で数回確認。特に水平線とnose の関係。タッチダウンまでnose は水平線の上に出ず、むしろ余し気味。level off はnumber の前でなされ、そのままnumber を通過。


着陸の動画(再出)・インストラクターKevin_San Bernardino Airport Rwy 24/11.6MB/AVI

8月11日(木)
Kevin がフライト後のログブック 記帳時に、solo flight を出来るレベルに達した、という記入(endorsement認定裏書き)をしてくれた。

8月12日(金)
8時と11時の2回、Kevin。SBD とRedlands で、No Flap Landing, Go around, Sim.Eng.Failure(*8) の練習。
04夏にGo aroundは沢山やったので軽いと思ったが滑らかに出来ず。
No Flap Landing はlevel, flare が高速のため(?)か、通常着陸よりずっと微妙なさばきが必要で、浮くか落ちるかの着陸になりがち。
Sim.Eng.Failure では60kts glide でtrim が沢山されているのでflap30 で降りる際に急いでtrim 戻しをするがlevel, flare が忙しくなる。
左下がりforward slip によるrunway への降下もした。右rudder が押しきれていないため forward slip にならない。明日練習させてもらおう。

今日のフライト、合計 3.5 時間!。最長記録!。

また、Solo flight はKevinとで、大気が安定しているので午前中ということで、予約表を確認、16日(火)になった。
肝心なところで右rudder に時々足がのっていず、手だけ操縦になっている。明日は注意項目No.1。

8月13日(土)
11時からフライト、インストラクターはRick。久しぶりのpractice area行きで、選んだエリアは湖の手前、フリーウエイ10号線の北側。
まずclearing turn, slow flt, slow turns。 Power off stall(*9)は初回はBP引きすぎ、途中、airspeed が下がり続け40ktsを十分切れば明確にnose が落ちることが体験できた。3回。recovery でのfull throttle も操作が早すぎるとの指摘。1、2、3、とゆっくり数える位で丁度いいとのこと。stall というと身構えて操作も急ぎがちになる。
Power on stall(*9) は、BP 引きすぎ、右rudder不足、ball indicator見ずで、左に大きく倒れ込む怖いstall になった。要点: no flap slowからcarb heat off, full power。BPは過大不要、airspeed が落ちていけばよい。水平線やball indicatorを見つつ右rudderプッシュ。この時のstall感はPower off より劇的では無く、recovery操作も単純。
帰路、R rudderプッシュ、yokeは左wing下げ、nose downでForward Slipをやった。

8月14日(日)
今日はフライトは無し、休養日とした。
8時20分、薄曇り、半袖では寒く、ブルゾンを重ねて、S君とサイクリングに出発、Orange St.とE.Citrus St.が交わるあたりのRedlands Down Town へ。Redlands あたりは東が高く、 西が低い緩斜面にある。行きは下り坂で自転車をこぐのも楽。 Down Townは日曜午前中早い時間のため閑散。町中の気温は64度(19℃)と予想外に涼しい。

Orange St.沿いShopping Ctrの 脇のTea & Coffee店で休憩。10時20分帰路に着く。途中Redlands大学構内で写真(左)、帰路へ。気温もやや上がり、ベージュのブルゾンを背中のバッグにしまって長い登りへ。 途中の新築分譲地を歩きつつ休憩を交え、11時5分、帰還。気温、日差しのせいか、昨夏(8/14 Sat)のサイクリングよりずっと楽だった


8月15日(月)
14時にフライト開始。Sim.Eng.Failure。 Redlands主体、SBDでも少々。かなり進歩とKevin。で、スコアはaverage の3。Soloは明日か、水曜日。スコアシートには"ready to solo" と記入してくれた。シートは今日で1枚目最終行まで記入完了。


筆者の略記集とコメント
(*1) check ride 米国航空局が認定した試験官による免許実技試験のこと。
(*2) preflight briefing 飛行訓練前の、教官による、これからおこなう訓練内容の説明。同時に、訓練生の訓練課程進度を教官が確認する場。キチンとやる教官は多くない。
(*3) SBD San Bernardino空港の登録された正式の略号。ちなみにロサンジェルス国際空港はLAX、Redlands 市営空港はL12
(*4) G/S フライト訓練に対して、教室で行う講義。Ground School
(*5)computer prep test 免許試験で行う正規のcomputer test に対し、練習で行えるテストがこれ。実力試し。
(*6) BP back pressure の略。コントロールヨークを手前側にひくこと。
(*7) level off 最終アプローチ段階から、滑走路上の水平飛行に移行すること。操作。
(*8) Sim.Eng.Failure simulated engine failure の略。飛行中のエンジン故障を想定した訓練。教官が、突然、スロットルをアイドルに戻し、エンジン故障を宣言するので、そこから対応操作を行う。
(*9)Power off stall, Power on stall 巡航から、パワーを落とし機速を十分落としてからノーズを引き上げて、失速状態に入れ、後、回復動作をおこなう。パワーをアイドルのまま操作するのがPower Off Stall。Power Off Stallは着陸時の失速を模している。ノーズを引き上げる前に、フルパワーにするのがPower On Stallで、これは離陸時の失速を模擬している。前者はFlap動作、後者はFlap動作無しなど、条件は異なる。