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 ステージチェック落ち

 <2005年8月第3回訪問続き・・・>

8月18日(木)
今日が8月訪問訓練の最終日。
8時から10時フライト、 Kevin。無風、上空視界悪くcrosswind(*1) で次の目標、貯水池がおぼろにしか見えないのは初めて。 67361,操縦しやすい機体。 Redlandsでpattern 9回、SimEngFailure1回、announce付き、no flap landing 1回(この着地は最高レベルだった)。turnは20度位に収まってきた。
着陸は、
   1。level が遅れて低いので高くすること。
   2。level前idle忘れない。(no flap landing 時にlevel 操作を構えて、忘れがち)
   3。aileronを用いて機体を中央に寄せることは出来た。

 <Stage Check- 1>

4時頃からStagecheck-1。
Stage Check-1は、MIAirの採用している訓練学習教程(シラバス)の実技の最初のチェックポイント。実技のこれまで習った部分を、日常の教官でなく、 MIAir試験官がチェック。これがパスできないと、次のStage-2 の科目に入れない。
試験官はMIAir校長のMASAさん(光富マサさん)で、はじめてチェックを受ける。フライト試験前に対面で知識テストが英語で行われた。 Cessna.152のエンジンについてPOH(*2)に記述があるのを知らず、一部いいかげんな返答をしたりもあったが、まあOK。

 <フライトテストは、大問題だった。>

Stagecheck-1では、私には初めての訓練空域へいくように指示された。
まずその訓練空域へのフライトで出来なかったことは
1。まず、離陸前までのchecklistは完璧に実施。しかし、離陸後の after climb checkist を忘れていて指摘されて実施。さらに cruise checklist も出来なかった。ともに普段のフライト訓練ではやっていなかったので、全くの想定外であせった。
また、MASAさんの指摘も、言い方が結構きつく、がっくりしたり、カチンときたり・・・。後からおもうに、自分も感情的になっていたようだ。

2。clearing turn(*3)が90度+反対90度方式か180度方式か はっきり決めずにあいまいにターンしたので、いい加減なターンになった。
それまでの流れからあおられ気味で自己を失っていたことも原因と思う。

3。slow flight(*4)中に高度低下があったが、recovery がおそい。フルパワーに躊躇無くすべきだったが、中途パワーで上昇しようとした。

4。途中風向を湖面の小波で確認させられたが、緊急着陸時の着陸方向を決めるためということに気づかず、SimEngFailure時に、指摘されてああそうか、そういえば教科書にあったと思い出す始末。

5。Mayday call(*5)に続けるradio が必要であることを理解していなかった。指摘されradio を行ったが、しどろもどろ。
以下、6。〜11。まで出来なかった反省項目が続く。

終わりのほうでは、あまりに出来ないことが続くため、半ばやけくそ気味、試験官への応答も,気がつけばかなりぶっきらぼうになっていた。

一方、概ね出来たことは
1。Power on/off stall
2。Slow Flight
3。緊急時の操作, ほぼ。
4。Traffic Pattern, 着陸込み
5。必要な無線通信操作
6。地上での基本操作、基本知識      ARROW(*6), I'm safe(*7)など。
7。エンジンや機体などのハードの知識

Stagecheck-1は、いつの間にか通常訓練にかわり(つまり受験レベルに至っていないという判断を下されて)、普段、教官から学ばない項目を教えてもらった。
ソロ試験に受かった勢いで、Stagecheck-1受験を、申請したのがそもそも間違い。訓練空域にいってからが、試験かと思っていたが、そうでなく、自機に乗り込むところから、 降機するまでの全てが対象。その全ては、2004年夏に学んだはずだが、その後、復習を全くしていなかったし、その基本操作を日常訓練の教官もやっていなかったのですっかり忘れていた。 要は、試験がどのように進められて何が評価されるのか、を事前に理解しないまま受験したことが、大間違い。甘く見すぎていたと、大いに反省した。


 

筆者の略記集とコメント
(*1)crosswind 飛行場の長方形の形をした場周コースの一部で、離陸後500ft上昇したら、右(Redlandsの場合)に90度ターンしてはいる部分。crosswind leg。離陸は風に正対して行うが、右ターンすると横風になるので、この名前がある。
(*2)POH Pilot's Operting Handbook。飛行限界条件、各種操縦手順、機体の機構システムなどの説明がl記載されている。飛行時には、携行が義務付けられている。
(*3)clearing turn 上空で訓練操作を行う前に、その空域が安全であることを視認するための旋回動作。
(*4)slow flight 操縦技術のひとつ。失速速度に近い速度での巡航、左右旋回を行う。
(*5)Mayday call 緊急事態発生時の無線通信。所定周波数121.5MHzで、Mayday, Mayday, Maydayと3回送信し、事態の内容、場所等を説明する。
(*6)ARROW 連邦航空局が定める機内に装備すべき項目の覚え方。A=Airworthiness Certificate, R=Registration Certificate, R=Radio Staition Class License(US国内では義務ではない)、O=Operatiing Limitations in POH, marks and placards, W=Weight and Balance Dataを示す。
(*7)I'm safe 飛行前のパイロットの自己診断のチェック項目を覚える言葉。I=Illness, M=Medicine, S=Stress, A=Alcohol, F=Fatigue, E=Emotion を示す。