- - - Takeoff Runway 26 - - -          ライセンス取得へ

 日々の訓練

<始まり>
・朝、MIAirの日本人訓練性担当係り磯田さんが、 Pilot Houseに訓練生を迎えにくる。重たいJeppesenの教材バッグを持参して、 10分足らずのドライブで8時過ぎにRedlands空港のMIAirに到着。 予約時刻スケジュール表に従って、訓練生各自、それぞれ異なる1日が始まる。 私は9時〜10時半、フライト訓練。先生はMotoさん。日本人。 練習機は2人乗りの小型セスナ152型機、機体番号N49902

<Preflight Inspection>
・機体管理ファイル、ヘッドセット、機体キーを持って機体に向かう。Check Listに従い、一項目ずつ飛行前点検Preflight Inspectionを、機体を一回りして行う。 必要に応じ、エンジンオイル補充。オイルは機内にスペアをスタッフの磯田さんが保管してくれている。燃料量の確認はコックピットの燃料計からでなく、 燃料タンク内の量を直接液面高さを測って調べる。燃料タンクは両翼内なので燃料量の測定は機体サイドによじ登り(!!)、翼上面の給油孔を開け、dipstick (クルマでいうとレベルゲージ)を差し込んで行う。
(右下写真:なんと原始的な...。クルマが基準になっている私たちには、このCessnaはジュラシックパークの乗り物のようだが、 空を飛ぶためには受け入れる以外無し。)

・Preflight Inspectionが終わる頃Instructor のMotoさんが来るので、 オイル量と燃料量の測定結果を報告。燃料が予定訓練飛行時間にたりない場合、 駐機場所から100mほど離れた燃料スタンドまで機体を押して運び、そこで給油する。 クルマの給油と同じ装置、ただしセルフで、訓練生が機体によじ登って給油。 あふれ出ないよう、口元まで満タンにするのがけっこう難しい。これが終わってエンジンをかけられるようになる。ここでのチェック項目数33!!。

<着座>

・InstructorのMotoさんが右席に、私はコックピット左に着座。シート位置調整、ベルト装着。Check Listに従いEngine始動の手順に入る。

<エンジン始動>

・Before Starting Engine/Starting Engine check list 、1項目ずつ操作を進める。たかがエンジン始動、こんなに煩雑な手続きが必要なのか?と、 ここでもクルマの簡単操作が改めて思い出される。飛行中に故障したら、空中で止まれない飛行機だから、と頭で理解はするが。

・fuel valve open OK?, ..., circuit breakers all in OK?..., "Clear!", 右手をスロットルノブに置き、両足でフットブレーキを固め、緊張しつつ左手でMAG switch keyを右に回して START!  プロペラが眼前でくるりくるりと数回転してのち始動、たちまち静寂のコックピットは爆音と振動の世界。Mixtureノブを 1inch程引いて lean化。ヘッドセットを装着、 轟音が遠ざかり、少しホッとする。Motoさんと Inter Com(機内通話)機能確認。ここでのチェック項目17。(→右写真)

<TaxiからRunwayへ>
・Pre-Taxi/Taxi check list 実施。Radio check(無線通信)は、当Redlands airport は管制塔無しのAutomated UNICOM という仕組で行う。視界、風向などの飛行場情報は、マイクスイッチを3回押すと、録音情報で聞く ことが出来る。→ 録音例/128KB
list項目を終えて他機への無線通信アナウンス、"Redlands traffic, Cessna 49902, at east parking, taxi to runway 26, Redlands"。そろりとtaxing開始、 ブレーキテスト後、runwayへ。

<Before Takeoff check>
・runway前の指定場所でBefore Takeoff check list に従い操作と確認。runnway と空域の安全を確認後、runnway 進入の無線アナウンスをして、 停止線hold lineを越えて左折、 Cessna を離陸位置に進める。ここでのチェック項目18。

<Takeoffからtraffic pattern>
・離陸。スロットルノブをストッパーまで押し込み滑走開始、35ktsで最初のback pressure (コントロールヨークを引っ張る。elevatorがup、 機首上げ力が働く)、そこでキープ。50kts,再度back pressure。機首が上を向く。待っていると、地上を離れる。まっすぐ上昇が難しくて、 初めのころは右へ流れる。Moto さんに「後ろを見て」。見ると滑走路が真後ろにない・・・。

・この離陸後、90度右回りしてairport を右後ろにみて、2度目の90度右ターン、runwayは右横を過ぎて減速、フラップ作動、3度目の右ターン。 runwayは右斜め前、4度目の右ターンでrunway進入コースにのる。runway端のナンバー、26を目標にアプローチ、着陸。インストラクターMotoさんの お手本飛行の後、自分の番。ここから長い実技教習が始まったことになります。